青い空 恋の色

「じゃあ行こっか!」

「うん」

優子ちゃんと学校へ向かった。



ー教室ー

「おはよー!ってあれ?」

「?どうした……あれ?蓮斗1人?」

教室の中には1人っきりの蓮斗の姿が。


「あぁ。おはよ」

にこりともしない蓮斗。

どうしたんだろ。

機嫌が悪いのは毎朝の事だけど、今日はいつにもまして機嫌が悪いような……。


「お、おはよ。祥也君は?」

「知らね」

……やっぱり機嫌悪い。

私、何かした?

「そ、そっか」

ダメだ。
ろくな会話が出来ない。


「……女々しいわね」

私達の様子を見ていたのか、優子ちゃんが言った。

『女々しい』?


「あ?」

「好きな人が別の男とキスしてたぐらいでその人を嫉妬するなんて、女々しいって言ってるの」


す、好きな人いたの!?

蓮斗、そんな話一度も……。


「なっ……てめぇ言うんじゃねぇよ!」

「好きなら正々堂々戦いなよ!それとも何?勝つ自信ないの?今まで一緒にいたけどそういう関係になった事ないから相手が自分を好きか分かんない?」

「っ……」


ん?
今まで一緒にいた……?


「例え相手があんたを好きじゃなくても、あんたは好きなんだから戦えば?悔しいなら振り返らせば良いじゃない」

優子ちゃんのキャラが違うような……。


それより、『今まで一緒にいた』って……
わ、私の事……?