「優子ちゃん!先生……」 先生連れてきたよ!って言おうとしたところで私の言葉が止まる。 だって……私の視界には…… 「蓮斗!」 胸を刺されて床に倒れこむ蓮斗の姿が。 傍には怯えながらナイフを握る奥村さん。 蓮斗の横に気を失った優子ちゃん。 「ゆ、優子ちゃんまで……」 「大丈夫。この子は気を失ってるだけだ。それより、その男の子が危ない。救急車呼んでくる。君、後で生徒指導室へ来なさい」 奥村さんにそう言い残し、先生は教室を出ていった。