青い空 恋の色

「蓮斗」

片想いの相手の蓮斗なんだもん。


「今日は1人?」

「あぁ。祥也の奴、熱出たから休むとか言い出してよぉー」

祥也と言うのは、蓮斗の中学からの友達。

とっても面白くて場を盛り上げる天才なんだけど、熱とか出すような人じゃないと思ってたのに。


「一緒に行ってくれねぇ?俺ずっと祥也と行ってたから1人とか慣れなくてよ」


「と、途中までなら……」

嬉しいけど、私達が2人で歩いてるところ見られたら何されるか分かんないし、蓮斗にも危害が及ぶかもしれない。

それたけは絶対に嫌。


「え?何で途中まで?」

「だ、だって……」

蓮斗は知らない……
私がいじめられてる事。


「千佳。もしかして、『イジメ』の事気にしてんの?」


「!?」

その言葉に思わず、俯いてた顔を勢いよく上げる。