青い空 恋の色

「……」

それを見た瞬間言葉を失った。


だってそこには……


「死ね、消えろ、私の前に現れるな」


数えきれないくらいの暴言の山が書かれてるんだもん。


「す、素直な気持ちって……」

「そう。あんたには私の前から消えて欲しいの。だからさ、ここで死んでくれない?」

「え!?」

奥村さんが出したのはナイフだった。

「もちろんあんたもだよ優子」

「っ……」

優子ちゃんは苦虫を噛み潰したような顔をしていた。


奥村さんがゆっくりと私に近づく。


「ゆ、優子ちゃん」

私は怖くて、近くにいた優子ちゃんの制服の裾を掴んだ。


「……千佳」

私を呼ぶ優子ちゃんの声はいつもより低く感じた。