青い空 恋の色

「あはは。ま、そんな事もあるよ。いつかはあぁなるんじゃない?」

「出来ればなりたくない……」

あんな恥ずかしい事を堂々と出来る人に死んでもなりたくない。


「あはは!やっぱ千佳面白い!」

「お、面白い……?」

面白いなんて初めて言われた。


「さ!今日は千佳日直でしょ!行くよ!」

「え!?」

突然腕を引っ張られ驚く私をよそに、優子ちゃんは私を強引に学校に向かって走らせる。




ー教室ー

「あれ?空いてる。まだ8時にもなってないのに」

教室のドアを確かめたら何故か鍵が開いていた。

教室の鍵は、その日の日直が開けるのが決まりなんだけど……。



「何でいるの?」

優子ちゃんが呟いた言葉に振り返ると、そこにはまだいるはずのない人物がいた。