「あ、ごめんね。泣かないで。」
「ごめんなさ…い…」
「何であなたが謝るのよ…。爽はあなたのこと知ってるの?」
「爽…?」
「この家にいる男の子。目の前の部屋にいる、私の幼馴染み。」
「いえ、私の事みんな見えないので…」
「あ。そっかそっか…」
…
少しの沈黙の後、栞が口を開く。
「私達、友達にならない?」
「友…達…?」
「そ。爽の家に遊びに来た時はあなたの所にも会いに行ってあげる。」
「いいんですか…?」
「そんな泣きそうな顔しないでよ。私昔から泣いてる子放っておけなくてさ。だから、どうかな?」
「あ、ありがとうございます…!」
「じゃあ敬語禁止ね。私のことは栞って呼んでね。」
「あ、はい…じゃなくて…うん!」
「ごめんなさ…い…」
「何であなたが謝るのよ…。爽はあなたのこと知ってるの?」
「爽…?」
「この家にいる男の子。目の前の部屋にいる、私の幼馴染み。」
「いえ、私の事みんな見えないので…」
「あ。そっかそっか…」
…
少しの沈黙の後、栞が口を開く。
「私達、友達にならない?」
「友…達…?」
「そ。爽の家に遊びに来た時はあなたの所にも会いに行ってあげる。」
「いいんですか…?」
「そんな泣きそうな顔しないでよ。私昔から泣いてる子放っておけなくてさ。だから、どうかな?」
「あ、ありがとうございます…!」
「じゃあ敬語禁止ね。私のことは栞って呼んでね。」
「あ、はい…じゃなくて…うん!」
