「ぷってなんだ、ぷって」 「ごご、ごめん」 慌てて真顔を作ってみせる私。 「た、大変だったでしょ?」 「大変なんてもんじゃねーよ。お前の友達の彼氏に加えてオネエだぞ? どんだけの地獄絵だったか分かってんのか?」 なんか、想像つくなぁ。 祐二くんに触られて、オネエに追いかけられて……。 「ぶぶぶっ」 「……」 あ、ま、また笑っちゃった……。