魔界の王子様に小さくされて愛されちゃいました☆

「びーすー…」



服を着ていると、入り口にとーちが現れた。



「おれより先に味見してんじゃねーよ!」

とーちがパチンと指をならすと、びすはフギャッと言ってクロネコの姿になった。



こ…こわい…



「だれが一番偉いのか、忘れんな…」



とーちはそう言って、私の手を引っ張った。