静まり返った夜の家は俺の心を押しつぶそうとしてくる。 怖くて怖くて仕方なくて毎晩女の子を呼んで夜を共にした。 みんな俺を好きだと言ってくれる。 ただの遊びだとは分かっていたけど、それでも俺から恐怖を遠ざけてくれた。 けれど恐怖が消えるわけではない。 女の子たちはその瞬間だけ俺を必要とするけど、きっと断ったら俺以外のところに行く。 俺である必要はない。 その子たちと離れたとき、闇がまた俺を追いかけてくる。