ふわっとした風があたしを包み込む。 透き通る青い空。 校庭から体育の笛の音が聞こえる。 さわさわと囁く木々の音。 夏に向かいつつある6月の日差しがあたしを照らす。 校庭の奥に広がる田畑。 さらにその向こうには川が流れてる。 静かな屋上はあたしの心をきれいにしてくれる気がした。 もっと遠くまで見たくてフェンスに近づくと、屋上の端に誰かが居るのが視界の端にうつった。