夢が叶うとき

雷夢の手を取って、

「大丈夫だよ?
咲から聞いた。お金、ありがと。」


すると、照れたように


「叶のためなら、全然だよ。」


そういった。



そして、私はもう一人に向き合う。



「朝日さん。お久しぶりです。
こんな格好で申し訳ございません。」


「大丈夫だよ。身体の調子は?」


「もう、全然へっチャラです!」


まったく、あの頃から変わらない。

かっこよくて、優しい朝日さん。

この人がヤクザの組長なんて信じれない。



私達のやり取りをとても驚いてみていた人が三人いた。