夢が叶うとき

朝日side


『叶が会いたいらしい。』


確かに雷夢はそういった。

けど、彼女は俺のことを忘れたはず、

雷夢と同じように、

記憶が彼女の頭の中で書き換えられてるはず

彼女が私の名前を覚えていた驚き

彼女が思い出してくれた喜び

彼女に何を言われるのかわからない辛さ

そんな想いが交差した。



そして、雷夢の口から出てきた行き先


『○×病院。』


彼女が病気なのを知った。

そして、直感した。

雷夢がお金を貸して欲しいと頼んできたのは、彼女の手術のためだと




(夕日、空、海、二人はやっぱり
私たちの子供達だな。)