夢が叶うとき

雷夢side

俺は今から大嫌いな奴に会いにいく。

そいつの名前は 長野 朝日 (ナガノ アサヒ)

俺の実の父親。


「ただいま。親父は?」



「お帰りなさいませ。 旦那様は自室に
いらっしゃいますがお呼びしますか?」

「いや、自分が行く。」


そう言って俺はあいつの自室に向かった。

あの人は俺の事なんかどうでもいいんだ。

母さんのことは本当に愛していたようだけど、俺には愛情なんてものはよこさなかった。


母さん、長野 夕日(ナガノ ユウヒ)

母さんは俺が7歳になる前に病気でなくなっている。




コンコンッ



「入れ。」



静かな、低い声が聞こえた。

俺は、愛しい人のためにあいつに頭を下げに行く。