ピッ ピッ ピッ
何の音かはわかっている。
私が生きている証拠だから。
身体が動かない。
目だけを動かして時計を見た。
午前1時
口に息がしやすいマスクがついているけど、逆に息がしづらく感じる。
だんだんと身体がいうことをきいてきた。
ギシッ
起き上がると私の大好きな二人が
手を握って寝ていた。
きっと私のところにずっといて疲れたのだろう。
私は二人に幸せになって欲しい。
私は二人を優しく見つめた。
どうか
咲と愛ちゃんが幸せになれますように。
そして、
私はもう一人の愛しい人に真実を告げなければならない。

