いつだって。



一瞬彼も驚いた顔をしたけど
すぐに冷静になった。

「座っていいぞ」

優しく微笑む彼。

コクンと頷いて
あたしは自席に座った。


────────...。

”キーンコーンカーンコーン”

はぁ...やっとお昼だ...。
って遅刻したんだけどね。

「...美ぃ愛ぁーーー!!」

突然後ろから抱きつかれて
身動きがとれなくなるあたし。