「...え...?」

「おめでとう、美愛」

「真愛...」

「よく頑張ったね」

優しく頭を撫でてくれた。

「でも...なんで...?」

今教室にはまだ
あたしと真愛しかいなくて
教室中にあたし達の声が響き渡る。