キミとネコとひなたぼっこと。~クールな彼の猫可愛がり方法~

 
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「コター。私、どうすればいい……?」


すっかりお気に入りになったらしい“ころりんぼぉる”を一生懸命追いかけて遊んでいるコタロウに話し掛ける。

昨日は予防注射を打ったからか、うとうとと寝ている時間が多かったけど、今日は身体も楽になったようで、コタロウは朝からいつものように元気に遊びまわっていた。

今日はまだ平日で私は通常通りに仕事に行き、コタロウは大丈夫かなと心配しながらも何とか一日を終え、さっきからようやくコタロウとの時間を過ごしていた。

どたばたと必死にころりんぼぉるを追いかける姿を、私は床に座ってクッションを抱いて必死に目で追う。


「~~!」


ものっすごくかわいい……もう、めちゃくちゃかわいい!

むぎゅーってしたくなるほどのコタロウのかわいさに私はめろめろだった。けど……


「はぁ……」


昨日から続く心の中のモヤモヤがどうにもこうにも複雑に絡みついていてなかなか取れなくて、気持ちは全く晴れてくれない。

こんな嫌な気持ちを持っていたって、何もいいことなんてないのに……でも、気になって仕方がない。

ずっとその繰り返しだった。


「あー!もうっ!ダメダメダメ!私は樹さんのことを信じるって決めたんだからっ!変なことは考えちゃダメ!」


じたばたと足を動かして突然叫びだした私にコタロウが驚いたらしく、にゃん!と鳴き、窺うように私の方を向く。

お尻を少し引いて驚いた姿もかわいくて、私は「コタ、おいでっ」とコタロウに手を伸ばすけど、コタロウは私のことをじっと見ているだけで寄ってきてくれなかった。

そのまま私のことは気付かなかったようにしておもちゃをくわえ、私にお尻を向けて再び遊び始めてしまった。そんなコタロウの態度に対して、私はガクリと落ち込んでしまう。