キミとネコとひなたぼっこと。~クールな彼の猫可愛がり方法~

 

「はぁ~たくさんの方にご迷惑掛けちゃいましたよね……。本当に申し訳なさすぎます」

「まぁ、確かに気を付けなきゃいけないところだけど、結構よくあることだからあまり気を落とすなよ。それにもう、懲りただろ?」

「はい、ものすごーく!」

「外に出れないように、玄関先にでも柵とか置いてた方がいいかもな」

「はい……そうします……」


怒られている気分になって……いや、怒られているんだと思うけど、やっぱりへこんでしまう。

立ったままでいると「ほら、座って」と先生に促され、私は「すみません」と言いながら、椅子に座った。


「……あれだったら、柵設置するのも手伝うし」

「へ?」

「土曜日、これからもコタロウに会いに行ってもいいんだろ?」

「!」

「……何その顔。“迷惑”って書いてある」


言葉に詰まってしまった私に対してムッと拗ねたような表情を浮かべた虎谷先生に、私は慌てて否定する。


「えぇっ!?ちっ、違います!そんなんじゃなくて!」

「……ほんとに?」

「本当です!迷惑なわけありません!土曜日に先生が家に来てくれるのがどんなに楽しいか!土曜日が待ち遠しくて仕方なくて……って、あっ!へ、変な意味じゃなくて……っ」


私ってば、何を口走ってるの!?バカバカバカー!

あわあわしていると虎谷先生がぷっと吹き出すように笑い出した。