不良少女!!

気になるままやっとチャイムが鳴った


「なぁ、何で私の名前知ってんの?」


私は転校生のほうを向いた


「何でって… あの美里だよね 俺のこと忘れた?」


やっぱり知り合い?


「ごめん… 知らない…」


何で思い出せないんだ…


「ほら、幼稚園から小学校卒業するまで仲良かったじゃん よく公園で遊んだよ」


ま、まさか!


私の記憶は一気にクラッシュバックした


「あ、あの誠!?」


「そうだよ」


あんなに弱虫だった誠が…


こんなイケメンになってるなんて


「超久しぶりじゃんか!」


「美里は相変わらず悪さしてそうだね」


誠は笑いながら言った


こんなところで再会出来るなんて


それから私たちは休み時間になればずっと話していた