私の彼氏はおデブさん

「ちょっと藤崎君、何して……!」




ドサッと雑にベッドへ沈んだ私は、慌てて起き上がろうとする。



……けど。





「仕返し」





藤崎君が覆いかぶさってくると、緊張で固まりごくっと唾を飲んだ。




(ヤバイ……藤崎君の目、本気と書いてマジだ……仕返しって、やっぱりキスして怒らせちゃったの……?)




相沢さんの言った通りになっちゃったよ……。




ドキドキしながら、ふとドアの方へ目をやる。



するとドアの隙間に、二つの顔が縦に並んで見えた。



微笑む清武君と、その下には真顔の相沢さんだ。




(あ、相沢さんと、清武君!!助けに来てくれたんだ……)




神様が舞い降りてきたかのように嬉しくなりながら、二人が助けてくれるのを期待する。



それなのに、




……二人は無言のまま同時に親指を立てると、静かにドアを閉めた。






「えぇぇぇえ!!ちょっと相沢さん!!清武君!!どこ行くの!!」