仕返しするって言われたけど、もうどうでも良いかも……。今が本当に幸せ過ぎて、藤崎君から嫌われてる事なんて忘れてしまいそう……。
そんな事を考えつつポーッと浮かれていたから少し歩くペースが遅かったみたいで、藤崎君が立ち止まってくるっとこっちを振り返った。
そして。
「橘、玉川に告白の返事した……」
そこまで言うと藤崎君がじっと私を見つめる。真顔で、無言なまま。
(え?何だろう……)
「今何て言ったの?」
「私らも混ぜてぇ〜?」
藤崎君に私が尋ねた瞬間、後ろからした声と重なった。
そんな事を考えつつポーッと浮かれていたから少し歩くペースが遅かったみたいで、藤崎君が立ち止まってくるっとこっちを振り返った。
そして。
「橘、玉川に告白の返事した……」
そこまで言うと藤崎君がじっと私を見つめる。真顔で、無言なまま。
(え?何だろう……)
「今何て言ったの?」
「私らも混ぜてぇ〜?」
藤崎君に私が尋ねた瞬間、後ろからした声と重なった。

