しかもさっき、可愛いって言えば良いってもんじゃないって言ってたのに……。
「マコちゃん!携帯番号交換しよう!」
スカートのポケットから携帯を取り出して清武君と番号の交換を始める相沢さんを、もう口をぽかんと開けながら見つめる事しか出来なかった。
急に隣から声を掛けられると、ハッと我に返る。
「おい……」
「え!?何!?」
「昨日さ……どうなった?」
「昨日って何が?」
藤崎君に尋ね返すと、途端に藤崎君の眉間にシワが寄った。
「玉川と……映画観に行くって言ったろ」
「あ……」
(ああ、その事か!)
「マコちゃん!携帯番号交換しよう!」
スカートのポケットから携帯を取り出して清武君と番号の交換を始める相沢さんを、もう口をぽかんと開けながら見つめる事しか出来なかった。
急に隣から声を掛けられると、ハッと我に返る。
「おい……」
「え!?何!?」
「昨日さ……どうなった?」
「昨日って何が?」
藤崎君に尋ね返すと、途端に藤崎君の眉間にシワが寄った。
「玉川と……映画観に行くって言ったろ」
「あ……」
(ああ、その事か!)

