* * *
解散した後アパートに帰ると、すぐに玉川君が私の部屋に来た。
帰る場所が一緒だから二人で下校したけど、その時も普段通りの玉川君で少し前より雰囲気が優しくなったというか、話し方が温厚になった気もする。
ずっと虚勢をはってたって言ってたから、もしかして、こっちの方が本当の玉川君なのかな……?
「話って何……?」
「玉川君……私、玉川君とはやっぱりデート出来ないし、付き合えません。ごめんなさい」
「そっか……」
リビングのソファに並んで座ったまま、私が玉川君に頭を下げると玉川君はぼんやりと返事をした。
窓から夕焼けが漏れた部屋の中は、まるで時間がゆっくり流れているように感じる。
テーブルの上に置いたココアはいつもならうちに来たら絶対に「ココア飲みたい」と言って飲むのに、今日玉川君は一回も口をつけていない。
解散した後アパートに帰ると、すぐに玉川君が私の部屋に来た。
帰る場所が一緒だから二人で下校したけど、その時も普段通りの玉川君で少し前より雰囲気が優しくなったというか、話し方が温厚になった気もする。
ずっと虚勢をはってたって言ってたから、もしかして、こっちの方が本当の玉川君なのかな……?
「話って何……?」
「玉川君……私、玉川君とはやっぱりデート出来ないし、付き合えません。ごめんなさい」
「そっか……」
リビングのソファに並んで座ったまま、私が玉川君に頭を下げると玉川君はぼんやりと返事をした。
窓から夕焼けが漏れた部屋の中は、まるで時間がゆっくり流れているように感じる。
テーブルの上に置いたココアはいつもならうちに来たら絶対に「ココア飲みたい」と言って飲むのに、今日玉川君は一回も口をつけていない。

