私の彼氏はおデブさん

「割引券欲しいなら一万出せ、こら!!」


「ボッタクリ……」





私は相変わらず揺すられながら消沈しきっている藤崎をチラッと見ると、ゆっくり頷いた。






「大丈夫……」


「良かったぁ〜。今朝の優希ちゃんと橘さんみたいに揉めたくないし。あれ本当凄かったね!ドラマかと思っちゃった!」


「ははは……」






E組の深瀬さんまで知ってる……。もう恥ずかしくて死にそう……。





「じゃあ私もう帰るね」






三人に向かってそう言うと、私はこのままそそくさと帰ろうとした。