私の彼氏はおデブさん

「下駄箱で青ちゃんといちゃついてたって?お前、どんだけ無神経だよ。私から奪ったくせに、よく平気な顔してられるよな」



「相沢さん、違うんです……」






相沢さんだけじゃなく、教室にいるクラスメイト達からの視線が冷たくて痛い。




心に棘がどんどん刺さってくるような感覚。




……今すぐここから、世界から逃げたい。




けど。それは多分、相沢さんも同じ。







「何が一番むかつくかってさ。……涼花、何で私に話してくれなかったの?」







急に下唇を噛み締めると、相沢さんは目に涙をためた。





そうだ……何で話さなかったんだろう。玉川君との事。



初めから話していれば、こんなに相沢さんの事を傷つけたかな。