「、、、何、が?」


やっとのことで返事を返したあたしに、柊はため息を溢す。


『いつ、会えんだよっ』


なんで、キレてんのよ。


ただ、聞き返しただけなのに、、、


柊の態度に、ムッとする。


てか、いつって、、、


あ!調度良い日があった。


あたしは柊に気付かれないように、平然を装い、答える。


「来週の、水曜日」


柊は、、、いや、あたし達、白夜の人間しか、まだ知らないんだ。


来週の水曜日に何が、起こるのか。


その時、彼らがどんな反応をしてくれるだろう。


龍王は奇襲を掛けられたことは、ない。


そんな彼らは、どうするのだろうか?