__ドンッ・バンッ__


建物の外に居るのに、そんな音が聞こえてくる。


また、暴れてるんだ。


あたしの口からまた、ため息が零れた。


こうなった奴を、止められるのは、、、あたし、だけか。


あたしは意を決して、中に入る。


これまた、今日は一段と派手に暴れたようだ。


部屋の中が、大変なことになってる。


「羽衣さん!!千尋(ちひろ)さんが!!」


部屋の中に居た、子たちが焦ったように言う。


「ごめん。あたしのせいだ」


そう言い、あたしは千尋に近付く。


千尋はあたしが居ることに、まだ気付いていないようだ。


「千尋」


あたしは、千尋の名を呼ぶ。