そう思い、あたしは柊の胸から離れようと、、、


柊の胸板を軽く押す。


そんなあたしの行動を遮るように、柊は先ほどよりも強くあたしのことを抱き締めた。


それは、少しだけ痛くて、、、


でも、やっぱり安心させる。


「お前は俺に、何って言って欲しいんだよ。お前が望む言葉がわからねぇ。でも、お前が望むなら、、、俺は、お前の欲しい言葉を言う。実行だってしてやるよ」


この痛みは、甘さの方が強いのか?


それとも、切なさの方が大きいのか?


それさえも曖昧で、計り知れない。


「、、、わからない。全部、全部、、、もう、嫌。この関係も、この気持ちも、全部なくなれば良い。もう、、、不安になるのも、苦しくなるのも、嫌なの」