奈美の言葉に、自然と涙が溢れてきた。


そんなあたしのことを、奈美は静かに抱き締める。


体中に、奈美の温もりを感じる。


その温もりを、あたしは知っている。


いつも、柊から貰っていた。


温かくて、安心できて、落ち着く。


その温もりに「永遠」と言う、夢を見ても良いのだろうか?


もし、奈美の言うように、、、


あたしが柊に手を伸ばしたら、その手を、、、


柊は握り返してくれるだろうか?


今までと同じような、温もりを、、、くれるだろうか?


怖い、怖い、怖い。


もし、振り払われたら、、、


そう思うと、不安が胸を埋め尽くす。