ラブラブ?


そんなことを、1度も思ったことはない。


だけど奈美は部屋に来るたびに、あたし達のことを見て、そんな言葉を口にする。


「別に、普通ですよ」

「普通ね~。でも、昔の心羽にはなかったモノよ」


昔のあたしには、か。


確かに、そうかもしれない。


「柊が居なくなったら、あたしは死ぬのかな?」


気づいたら、あたしはそんな言葉を口にしていた。


「柊は、、、どうして、あたしの傍に居てくれるんだろう」

「それは、心羽が生きていくためなんじゃない?」


奈美の言葉に、あたしは、、、


柊の人生のお荷物になっているんじゃないかと思った。


「なら、、、柊の手を、離してあげなきゃ」


生きたい。


そう、思っているわけじゃない。