『俺の気持ちは、何も変わってねぇ。この組だって「親父が任せてくれる」って言うなら、継ぐつもりだ。ただ、これからの俺の人生にコイツも加わる。その許可を親父たちから貰う気なんて、俺は更々ねぇ。後は、親父が決めてくれ』


そう言うと、柊はあたしの手を引き、部屋を出た。


そして、その後の事をあたしはよく覚えてない。


この2年。


どんな風に、柊と過ごして来たのかも、、、あやふやだ。


千尋や真と、何度か会うこと会った。


でも2人は、何度あたしがこの2年の間のことを聞いても、教えてはくれない。


そして、もう1人。


あたしは、定期的に会っている人がいる。


「そんな昔のこと、忘れた。それより、もう時間だろ?」


柊の言葉が言い終わると、調度チャイムが鳴る。