そして、ゆっくりとあたしに近付き、、、


『お前には、似合わねぇ』


そう言って、あたしの手の中にあった拳銃を奪った。


『親父。親父やお袋には、感謝してる。他人の俺のことを、ここまで育ててくれて。でも、、、コイツのことを苦しめる奴は、親父たちでも許せねぇ』


この人は、、、柊は、そんな言葉を柳田組の頭に言った。


睨みつけているような、真剣な眼差しで、、、


そこに冗談や嘘なんてモノは、1つもないように思えた。


いつの間にか、握られていた手。


その手を、ギュッとキツク握り締めてくれる。


驚きや戸惑い、いろんなものがあたしの中で交差する。


だけど、、、


その中で1番大きなモノは、安心感だった。