だけど柳田組の血筋の人間はみな、必ず大小を問わず、同じ絵を背負う。


お父さんの背中にも、メインの絵の中にひっそりとその絵は刻まれていた。


だけど、その絵が何かを知っているのは、極一部の人間だけ。


その絵が、何なのか、、、


この腕に彫られたあたしは、知っている。


あたしは銀司から、柳田組の頭に視線を移す。


そして、、、


「あなたの背中に彫られた絵と、同じものがここにはあった」


そんな言葉、呟く。


それに柳田組の頭の眉が、ピクリと動いたのがわかった。


今此処で、あたしがその絵を当てたら、、、


どんなバカな人間でも、あたしがこの家の人間だと言うことがわかる。


だって、この絵を書ける人間はたった1人だけ。


ここ、柳田組に使える、刺青職人だけだから、、、