アイツは燃え上がる火見て、慌てて家を飛び出して行った。


その後、入れ違いにお父さんがやって来る。


そして急いであたしのことを抱きかかえ、家を飛び出した。


「お母さんと羽衣は?」


お父さんは、お母さんと妹のあの子のことを尋ねる。


「お家だと、、、」


あたしの話を聞き終わる前に、お父さんは家の中にまた、急いで家の中へと戻って行く。


その、すぐ後のことだった。


家が、崩れたのは、、、


そして、その数分後。


消防車がやって来る。


団員たちは、諦めながらも消化作業を始めた。


それを横目に、いつまでも、、、


消化作業が終わった後も、ずっと、、、


あたしはその場から、動けなかった。