だから、、、


「お父さんのことを、、、隆宏のことを好きで、欲しくて、堪らなかったんですよね?15年前の、あなたは」


あたしの言葉に、柳田組の頭、銀司の顔色も変わる。


そして"隆宏"と言う名に、アイツの顔から血の気がサッとなくなる。


「まさか、生き残りがいるとは、、、思ってなかったでしょ?あなたが、火を付けたのよね?」

「違う!!あたしは、、、」

「キッチンに灯油を撒いて、逃げようとした時。灰皿にブツかって、吸いかけの煙草が偶然落ちた?」


あたしはアイツの言葉に遮り、アイツが逃げて言った時のことを話す。


「な、なんで、、、」


アイツは、全てを知っていたあたしに、、、声を、震わせて聞く。


なんでって、、、