「柊、落ち着け。お前は、この組を背負って立つ人間だ。そのお前が、取り乱すことは、、、許されない」


殺気立っている柊に、そんなこと言える人間は、、、


この屋敷の中に、1人だけ、、、


そう、柊の父親で、柳田組の頭だ。


「あなた、この子たちを処分して」


怪我の治療を終えたアイツが、柳田組の頭に言う。


「、、、千尋は、関係ない」


あたしはソッと柊の胸を押し、真っ直ぐに柳田組の頭のことを見て言う。


「お前が主犯か」

「そう。この女のことを、、、殺したいくらい、あたしは憎んでる」


柳田組の頭の女である、アイツのことを睨みながら言う。


「あなたも、銀司も、、、誰も、この女の本当の顔なんて、、、どうせ、知らないんでしょ」