真との電話を終え、まだ遊具で楽しそうに遊んでいる心羽に声を掛ける。


「心羽。ちょっと、トイレに行ってくるね?」

「トイレ?」


首を傾げる心羽に、あたしはコクンと頷く。


「心羽、トイレは?」

「心羽は、大丈夫」

「そっか。なら、遊んで待ってて?すぐ、戻ってくるから」


それに心羽は笑顔で、力強く頷く。


「絶対、知らない人に付いて行っちゃダメだよ?」

「わかってる!!」

「そう、だよね。じゃ、待ってて?」


そう、心羽にそんな言葉を残し、あたしは公園を後にした。


ここに、、、


あたしが、心羽を迎えに来ることはない。


、、、ごめん、心羽。