「それで、龍王は?」

『流石、王者と言うべきか、、、責めて来たチームのことを、次々に返り討ちにしてるよ』


そう簡単に、龍王も王者の椅子を譲るつもりはない、か、、、


「白夜のことに、龍王は感付いてる?」

『いや、それはねぇな。けど、今の龍王に仕掛けたら、こっちも返り討ちにあうかもな』


真の判断は、いつも正しい。


その真が言っているのだ、今の龍王に隙は、、、


そうだ!


隙がないなら、こっちが作れば良い。


「真。あたしのこと、誘拐しない?」

『は?』

「あたしのことを誘拐して、北龍のお姫様を利用する」


真はハッと、息を飲む。


『羽衣!!そんなことしたら、、、』

「前にも言ったでしょ?「無理をしなければ、あたし達みたいな人間は、、、何も、掴めない」って」

『だからって、お前!北龍の姫は、お前の大事な、、、』

「同じこと言わせないで!真にとっての1番は、千尋でしょ!」