高島先生に、あれから呼ばれて、体の事を聞かれた。 今日は何を食べたか。 今日の体調はどうか。 心配してくれてるのはよくわかった…。 高島先生が、聞いてくれるその時間の中で、自分から言えれば良いとも思った。 『食欲がなくて、辛い』 と。 不思議なくらい食べ物に意欲がわかないことが、辛い。と。 自分から言えれば、どんなに幸せか、どんなに楽になるか、 自分が一番わかっているはずなのに。