「いや…あの、季蛍さんさ…。 俺、見てたんだけど。昼時、いつも中庭にいるよね? 中庭で座って、顔うずめてるの、最近よく見かけるんだけど。 ………あれは?大丈夫なの?」 と、芙羽くんが聞く…。 「…別に、大したことじゃなくて」 「……ならいいんだけどね?」 「でも季蛍さ。主治医としてだから言うけど。 …いつもと違う」 「……………」 「何かあるなら、教えて欲しいんだけど」 「………私は…特に…」