「ツンツン~♪」 「……ん、やめて……陽」 「……ごめんね」 と言ってまたあっちへゴロゴロ。 「……今日は何しよう。港の疲れがとることしようっと。 ……あ、今日はおいしいご飯作ろう。昨日作れなかったもんなぁ」 ブツブツ言う陽を放っておけなくなって、俺もゴロゴロ転がる。 後ろから陽を抱きしめて、 「今日は陽を食べようかな」 ボソッと呟くと、 後ろからでもわかるくらい耳を真っ赤にして、 リビングへ逃げていった。