そんなこんなで、凜がいる部屋についた。
港が脱いだ白衣を部屋のカゴの中に入れる。
「あ、ありがとう」
押さえてくれていた看護士にお礼を言って、凜の傍らに座る。
「凜さん。……傷、見せてもらってもいい?」
「あ…はい」
白衣を着ていないことに安心した様子の凜。
「………うーん。深いね、ちょっと。すぐ縫うから」
テキパキと準備を進める港。
「……じゃあー。軽く麻酔…かけたほうがいいかな?……かけなくても大丈夫ならいいんだけど。」
「か、かけます」
ガチガチの凜。
「うん、じゃあパパッとやっちゃうね」
じーっとこっちを見つめる凜。
「ん?…大丈夫だよ、凜」
「………うん」
なんていってるうちに準備ができたようで。
「じゃあやるねー。……最初痛いかもだけど」
椅子に座り、テキパキ進めていく港。


