「よーし、出来た」





今日は我ながら上手くできたカレーライス。





棚を開けて、お皿を探す。







「……あ。」






上の方にある…皿。







「どうやってとろう…」







部屋から、椅子を持ってきてそこに乗った。






「うーん……。……あと少し」








って思ったら…。








「ッうわッ…きゃッ」









ッガッシャーーーーン









「わっ、」








バンッ











「あ。どうしよ」








ドクドク…と流れ出した血を見ても、慌てない自分に少し驚いた。






「……どうしよう」








その時、




カチャ







「ちょっと、凜?なんかすごい音したけど…………って凜、どうした?」








お風呂上がりの芙羽が、びっくりした顔で近づく。