「季蛍。タオル持ってきたから、トイレ行こう?……辛いでしょ」 「………んん」 「ここで戻すのも嫌でしょ?だって。 だから、ほら、行こう。抱えるから」 「…………少し休んでから」 「じゃあ少し寝ててよ。俺果織ちゃんとこ行ってくるから。 高島、なんかあったらよろしく」 「あ、はいー。了解です」