洗面器に片手に、床に座り込んで戻す季蛍。





「……ここにいたのか」






「……蒼」







「回診に来なかったけど。もしかしてずっとここにいるの?」








「蒼、と、、わかれた…あと…か、ら」







必死に言葉を繋ぐ季蛍。







「昼過ぎからずっといるの?」








「ん、」








「………それなのにこれしか吐けてないわけ?
…まぁなにも食べてないからね」








「……あの…あ……と、、食べ……た」







「…食べたの?何たべた?」







といいながら背中をさする。








「………ッケホケホ、オェ……ケホケホ、ケホケホ」








「……」






「……………うどん」