「蒼ー、帰ろう」




白衣を脱いで、それをたたみながら近づく季蛍。





「ねぇ、陽さんが季蛍探してたって言うんだけど。」







「私?」








「うん。………何か言いたいことあるんじゃない?今。」








「……病院より家の方が良くない?お茶だしてゆっくり話した方が…ね。」









「…そうだな」