少し落ち着きを取り戻した陽さんが、部屋に敷いた布団に横になる。




「……今、7時で蒼も帰ってくる頃だと思うから、帰ってきたら港くんに連絡入れときます」






「…ごめんね」







「大丈夫です。あと…何かあったら呼んで下さいね?リビングにいるので」








「ありがとう」








「港くんに言わなくて…大丈夫ですか?」








「大丈夫。……というか、言わないで欲しい。」








「………わかりました」