……ほ
……………季蛍?
「…ん。」
「季蛍?」
「……………高島…先生?」
「大丈夫か?」
「ん、ん…」
体を起こそうとすると、高島先生の手で制される。
「だめ。点滴してるから」
「……ここ、病院…ですか?」
「ん。蒼先生が連れてきたよ」
「……蒼は」
どこへ?と言葉を繋ごうとしたけど、息苦しくて言葉が出ない。
「蒼先生、呼ばれてさっき行っちゃったんだよね。
もう少しで来ると思うんだけど」
と言いながら背中をさすってくれた。
「……季蛍すごい。熱が9度9あったよ」
「……えっ」
「蒼先生心配してたけどね。呼ばれたら断れないしね。」
「……」


