「……どうした?真っ青だけど。」
「……蒼」
蒼はクーラーを消して、毛布をかけてくれた。
「季蛍、ちょっと熱計ろう」
「………。」
体温計が挟まれて、蒼は額に手を触れる。
ピピピピッ ピピピピッ
「……うわ。季蛍、よく我慢してたね。」
「………もう無理」
「病院行こうか。今から」
「…………」
「念のため熱が高かったら連れてくるって高島に言ってきたから。」
上着を着せてくれて、蒼は微笑む。
「何か飲もうか…。ご飯も食べてないみたいだし」
蒼がお粥の鍋を見て言う。
「………ごめ、ん」
「しょうがないよ。こんなに熱高いんだし」
「ん……」


