カチャリ





寝室のドアが開く音で目が覚めた。




蒼…だ。








早く助けてほしい気持ちと、…………でも戸惑う気持ちと…………。







そんな気持ちからか、布団を少しだけ捲って顔を覗かせた。








「………あ、おはよ。」








お風呂上がりなのか、髪が濡れている。








目だけ布団から出して、じーっとみつめる私を不思議そうにみつめる蒼。







「?」








髪をタオルで拭きながら、蒼は首を傾げた。





「蒼…。」







布団から手を出して、伸ばせば「もしや?」と言っているかのような顔をする蒼。








「……ご飯作らなくてごめんね」







「大丈夫、適当に食べたから。にしても季蛍、どうした……?」








「……何が」







「何って、顔色すごい悪いけど…」






「……………」